DIALOG MACHINE
芸術

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ささやかなメッセージを大袈裟に。
バラバラな文字の集団から意味のある「言葉」が発生していく様を機械的に視覚化する装置です。
PCやスマホの画面では当たり前に表示できてしまう「言葉」を大掛かりな機械仕掛けで表示します。16輪の文字リングはそれぞれにゆっくりと回転し、停止位置をPC(Raspberry Pi)でコントロールする事により小さなメッセージを綴っていきます。
綴ることのできるのは「GOOD MORNING!」「HAVE A NICE DAY!」といった16文字以下のメッセージです。SDカードに記録された250種類のメッセージの中から、表示する時間帯を考慮しつつランダムに選択表示します。
AIを駆使した最新機器のように会話を交わす事は出来ませんが、通りがかる人々に16文字のささやかなメッセージを大袈裟に届けます。
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Raspberry Pi で制御しているのは・・・
1. 16個のDCモーターのPWM制御によるスピード調整と停止タイミング調整。
2. 16個の文字表示用LEDの輝度調整。
3. 32個の赤外線スリットセンサーで文字リングの回転状況を検知して停止位置を算定。
Raspberry PiのGPIOでは数が足りないので、16chのI/Oエキスパンダー5個をI2C通信で繋ぎ、I/Oを80ch追加しています。
- 使用した加工機械
- レーザーカッター、3Dプリンター、ボール盤、各種サンダー類、CAD 他
- 使用部品
- Raspberry Pi、DCモーター、LED、赤外線センサー