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「チャタク」~お茶を注ぐ事で作動するガッキ~

家具

  • 金模様に電気が流れる磁器、「電磁器」の湯呑をのせたチャタク。
  • 通電する湯呑、急須と組み合わせて使います。
  • 単体の画像。真鍮、アクリル、木の、3種類の異なる素材を切削加工で組み合わせ。
  • お茶を注ぐと作動。ガッキとして音を鳴らすことも。
  • 木を一部薄く掘り下げることで、LEDの光を「透かし」て普段は見えないインジケーターに
  • 「チャタク」動作デモ動画1 (電磁器プロジェクトPVより)
  • 斜めアングル。アクリルは切削後、さらに磨き仕上げしました。
  • 側面。真鍮の脚で自立しています。真鍮板はピッタリはめ込みなので出っ張っていません。
  • CADによる設計中のCG。ほぼイメージ通りの物が完成しました。
  • 背面パネル。ノブもCADでデザインし、3Dプリント。
  • 底面は3Dプリント。
  • キンミライガッキの「CEO」による実演の様子
  • 真後ろから。最左のノブはボリューム、隣4つはそれぞれの電極の音階調整、さらに電源SW、外部出力、充電ポートという配置。
  • 透明なアクリルパネルは磁器の美しさと浮遊感を際立たせます。
  • 専用急須にも「電磁器」の金模様が施され、握った手とお茶を回路でつなげる仕組み。
  • 最大4つの「電磁器」湯呑を演奏できます。注ぐ湯飲みを変えると音が変わる!
  • 側面上方向。木を水滴から守りつつ木目を見せるアクリルパネル。
キンミライガッキ / FANCY FUTURE Instruments ltd.
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通電する磁器を載せ、お茶を入れることで作動する茶器家電

通電する茶器を用いて、お茶を入れると音が鳴ったり光ったりする、キンミライの茶托です。

陶磁器に、電子回路、電極を「絵付け」して様々なデジタルガジェットにするプロジェクト「電磁器」シリーズ(https://www.kinmiraigakki.com/den-jiki.html)の一つです

仕組みとしては、天面の4枚の真鍮パネルがセンサー電極となっており、ここに人体が触れると本体内の回路を動作させる仕組みとなっております。
この上に、通電する磁器湯呑を置き、さらに専用急須の金模様に触れながらお茶を注ぐと、注いでいる間だけ人体と繋がって回路が作動します。
(人体とデバイスの間に磁器とお茶が介する: 人の手 > 急須 > お茶 > 湯呑 >チャタク)
この茶器家電は電子ガッキでもあります。
4枚の電極それぞれの音の高さは、背面のノブでそれぞれ可変することができ、お茶を入れる行為を音楽を演奏する行為にすることができます。

本体内部には、スピーカー、充電式バッテリー、各種基盤を内蔵し、どこにでも持ち運んで使うことが出来ます。
このガッキは現代に、新しい茶会、お茶の楽しみ方を提案する物です。
今後、IOT技術と組み合わせることも検討し、さらなる開発をつづけております。

製作上のポイント:
木、真鍮、アクリルの、3種の異なる素材の風合いを活かしつつ組み合わせることを念頭にデザインしました。現代支部で所有するファブリケーション・加工機械を用い、どこまでクオリティの統一感を上げられるかへの挑戦もテーマです。家具の様な質感のガッキ、部屋に置きたくなるミライの茶器を目指し、CAD上で入念に外観のシミュレーションをしながら設計製作しています。
基本的にCNC切削加工で作られています。

アクリルは当初レーザーカットで試作しましたが、側面仕上げの美しさを重視したかったため、CNC切削で面を出してから手作業で透明になるまで磨いてあります。

木は目を活かしつつ、内部は何段も掘り下げ、固定と内部パーツのクリアランスを両立しています。
切削後、美観と撥水のため、表面を蜜蝋で磨きました。
一部を天板ギリギリまで削ることにより「透かし」にし、内側からLEDをを光らせると木の表面に光が浮かび上がるギミックもあります。

真鍮板はアクリル天面にピッタリとはめ込まれるため、切削による角丸を考慮しながら制作しました。
精度を出す上でCNCが活躍してくれた場面です。

背面にはノブ、スイッチ、音声外部出力、充電ポートをまとめたパネルがはめ込まれています。
強度を考慮しアルミを切削して制作しました。
お茶がかかってしまうことを避けるため、やや奥まったレイアウトとなりました。

底部の黒い樹脂部分は3Dプリントベースです。ネジ穴やパネルをはめ込むスリットなど、CAD上で一貫設計し、そのまま落とし込めるのはとても良い点でした。

メンテナンス性・手入れのしやすさを考慮し、それぞれのパーツは簡単に分解できるようになっています。

モバイル電子茶托ということで、移動時の剛性も考慮しつつ、アクリル部分からネジが見えないよう固定構造を工夫してあります。
充電はmicroUSBケーブルで行います。

使用した加工機械
CNC、3Dプリンター、旋盤
使用部品
木材、アクリル、真鍮、樹脂、(金彩した磁器)

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