機械式腕時計 part2
時計

- VIEW
- 1498
機械式腕時計2作目です。
8振動、15石のムーブメントです。
今回は実際に使用できるように部品の耐久性、駆動抵抗を向上させました。
また、見た目を向上させるために地板、押さえには無電解ニッケルメッキを施し、針にはブルーイングを施しました。
ネジ、石類(穴石、ふせ石、ツメ石、フリ石)、動力用ゼンマイ、風防、パッキン、ベルト、バネ棒以外の部品はすべて加工しました。
歯車の加工等細かい加工ではφ0.1のエンドミルを使用しました。
また、部品単体の仕上がりを上げるためにカナ類や鼓車、キチ車等は時計旋盤とcncを組み合わせて加工しました。
精度はこれから追い込んでいきます。
- 使用した加工機械
- KitMill RD300、時計旋盤、実体顕微鏡、ポンス台、ジュエリングツール、電気炉、圧延ローラー、無電解ニッケルメッキ液